NYの京料理
2009年3月19日 (木)
京都で馴染みのお麩屋「麩嘉」さんがNYにお店を出されるという噂を
かねてから聞いていた。唐突な話でもあり、また昨秋からの経済状況からも
難しいのではと思っていたが、このたびそのお店が無事East Villegeに
出来て、オープニングにお招きいただいた。
お店の名前はKajitsu(嘉日)。
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↑聚楽土風の壁、桧のカウンター、並べられた
お重など、いままでNYのどこにもなかった、
“まんま”京都の割烹風。
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↑オープニングに合わせて京菓子の名店
「末富」の若主人・山口さんが目の前できんとん
など主菓子を作ってくださった。京都にいても
味わえない贅沢!
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↑桜をイメージしたであろうきんとん。NYでまさか
末富さんの主菓子がいただけるとは夢にも思わなかった。
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↑前列左からコロンビア大学名誉教授村瀬実恵子先生、
私、後列右からコラムニストの武藤芳治さん、
Kajitsuシェフの西原さん、末富の山口さん、麩嘉の小堀さん。
感想は和食ブームのNYに、ついにここまで徹底したレベルの店が
出来たかというもの。半地下の入口の奥まった様子や、やわらかい
聚楽壁の風合いを映した数寄屋風の内装は、いまどき京都で
流行る系の割烹スタイル。意外とこれまでNYにはなかった。
お香がほのかに焚かれ、出されるお料理の淡白ながら出汁のしっかりした
味はまさしく京都の味を連想させる。風味にバラエティもあり、昆布と椎茸オンリーの
精進仕立てのお出汁をベースにしているとは思えない。
当日はNYでお馴染みの日本びいきの方々や、日本文化関係者のほか、
京都からも麩嘉の小堀さんや末富の山口さんはじめ、いつも懐石料理で
お世話になっている「三友居」の若主人・山本君など、懐かしい面々が
勢揃いし、一瞬どこにいるのかわからない愉快な経験だった。
NYに出来たまさにリトルキョウト、今後どのように受け入れられて
育っていくか楽しみな店が出来た。
Kajitsu(嘉日)www.kajitsunyc.com
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↑オープニングの日は立食だったため後日再訪。
八寸のくみ上げ湯葉、黄色いお皿はアーティチョークと
リンゴをバルサミコ酢で和えたイタリアンな酢の物、笹の葉
巻きの山菜おこわ。どれもが絶妙で繊細だった。(28日)

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