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Categories: CASA BRUTUS | セキユリヲの『北欧の「手仕事」を学ぶ』 - 2009.11.06

ひさびさの都会を満喫

1週間の「秋休み」があったので、水の都・ストックホルムに行ってきました。

ちなみにこの国の学校には、2月に「スポーツ休み」(スキーなどスノースポーツをするための休暇)が、3月に「イースター休み」(復活祭の休暇)があるとか。もちろん、クリスマス休みと長い夏休みもあるので、日本の学生から見たら「休んでばっかり」に感じるかもしれません。

エーランド島とストックホルムは300キロほど離れていて、まずバスで40分かけてカルマルという都市へ行き、カルマルからストックホルムまで電車で約5時間。遠いです。今回のストックホルム行きで、初めてX2000という新幹線みたいな電車に乗りました。ちょっとレトロな感じの塗装がかっこいい。ビストロ車両では、真っ赤なシートに座ってサンドウィッチやパスタが食べられます。車窓から見える森や湖もきれいだし、ヨーロッパの電車の旅はいいなあ。

町中の木が黄色や赤に色づいて、寒いけどこの季節の北欧も素敵だなあ、と思いました。教会の敷地内にあるお墓に、一面の落ち葉が舞っているのは、圧巻でした。

↑小さなお墓にはきれいな色のお花が供えられています

Nordiska Museet(北方民族博物館)では、北欧の伝統的な織物や衣装を大量に見ました。本ではいろいろ見ていたものの、やっぱり本物は違う。
たくさんの引き出しの中からひとつ選んで引き出すと、たとえばこんな織物が出てきて、簡単な説明が読めます。決して派手な美術館ではないけど、テキスタイルに興味がある人にはおすすめしたい。北方少数民族・サーメについての展示もとてもていねいで、今後の制作の参考になりました。

↑いつかこんな作品がつくれたらいいな

最終日は朝早く起きて、前から一度行きたいと思っていたグンナー・アスプルンド設計の「森の礼拝堂」へ。

広大な敷地の中、ゆっくりと歩いて十字架をめざすと、精神が静まってくるのがわかります。ラッキーなことに、たまたま庭の掃除をしていた係の人が「中も見たい?」と声をかけてくれて、礼拝堂の中まで見学できたのです。曲線が美しい石造りの室内は、荘厳でした。

↑カーサ読者ならご存知「森の礼拝堂」。世界遺産でもあります

ネーミングがおもしろい「coffice」というカフェは、無造作にスウェーデン地図が貼ってあったり、工事用の脚立が置いてあったり、すべてが「つくりかけ」な感じがクール。奥が設計事務所になっていて、オフィスの一部としても使われているみたいです。

しばらく自然に囲まれた毎日だったので、なんだかすべてが刺激的でした。
ストックホルムは都会と言ってものんびりしていて居心地がいいです。近いうちにまた来ますー。