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Categories: CASA BRUTUS | セキユリヲの『北欧の「手仕事」を学ぶ』 - 2009.12.14

クリスマス前の過ごしかた

いよいよ一年で一番大切にされている行事、クリスマスが近づいてきました!
スウェーデンでは、クリスマスイブからさかのぼって4週前の日曜日を「ファースト・アドベント」といい、この日から日曜ごとに1本ずつキャンドルを灯してキリストの降誕を待つのだそうです。


ほとんどの家の窓辺にこのライトが灯されます

週末ごとに街じゅうでクリスマスマーケットがひらかれます。クリスマスのお菓子やパン、プレゼント用のミトンや鉢植えのヒヤシンスなどが売られ、大にぎわいです。道端ではグロッグというスパイスたっぷりのホットワインがふるまわれていました。おいしかった!

ここ、カペラゴーデンは、やっぱりクリスマスの行事も特別です。たとえば、昔ながらの製法のキャンドルづくり。蜜蝋を溶かした大鍋に、ひも(キャンドルの芯)を入れては吊るす、ということを何百回も繰り返していきます。吊るされたキャンドルのまわりを生徒たちがぐるぐると回って深夜に完成します。


この製法だと、キャンドルの灯りが長く保てるのだそう

クリスマスリースも手づくり。庭の木の枝を針金で巻き、リボンやりんごを使ってデコレートします。わたしはずいぶん悪戦苦闘しましたが、こちらの子たちは、ささーっとハート型のリースをつくっちゃうんですよ。

カペラゴーデンのクリスマスマーケットでは、生徒主体で1日限定カフェをひらきました。型抜きのジンジャークッキー、フルーツやナッツがぎっしり詰まった重たいパン、サフラン入りの黄色いロールパン、アーモンドの砂糖がけなど、この季節のレシピをみんなに教えてもらいました。

私がマーケットで販売したのは、布でつくった折り鶴のオーナメント。今、こちらでは折り紙がブームらしく、これを見た生徒から「わたしにもつくって!」とたくさんの注文を受けました。見慣れた折り鶴も、テキスタイルでつくるとモダンで新鮮に見えてきます。日本とスウェーデンの文化をこんなふうに混ぜていくのは、なかなかおもしろいかも。いいヒントになりました。