Categories: CASA BRUTUS | セキユリヲの『北欧の「手仕事」を学ぶ』 - 2009.12.21
伝統的な織り紐「バンド」
昨日からずっと雪、雪、雪です!
授業のあと、しんしんと雪が降る中、夜の真っ暗な道をクラスのみんなと散歩に出かけました。途中、雪合戦をしたり、先頭の人がつけた足跡(わざと歩きにくくしてある)にそって歩くゲームをしたり、子どもに戻って大はしゃぎ。
クリスマス休みに入る前に、2年生の作品のプレゼンテーションがありました。自分で展示したい場所を決め、ほかのクラスの生徒を招待して発表する、というスタイルです。アトリエ、家のリビングルーム、食堂など、ひとりずつ展示スペースが違うので、その人の個性が際立ちます。小さなエキシビジョンのようです。
↑窓からの光が差し込んできれいな刺繍の作品
1年生は、北欧の伝統的な民族衣装に使われてきた「バンド」の制作をしています。日本の和服に使われる「真田紐」や「組紐」に近いですね。今回は、教室の本棚にある古い本が教科書です。
バンドは原始的な織り物なので、木の道具(左)や、パンチ穴を開けた紙のカード(右3つ)だけでつくることができるのが面白いところ。織りはどうしても難しいと思ってしまいがちですが、ちょっとしたスペースがあれば、こんな手のひらに収まるかわいい道具を使ってできるんです。
ベーリット先生がお手本を見せてくれました。窓枠にくくりつけた縦糸に木の道具をはさみ、上下に動かしながら、隙間に横糸を入れて模様をつくっていきます。織りの基本を学ぶのにとてもいいと思いました。難しいものではありませんが、完全な手仕事なので、できあがるまではかなり時間がかかります。
↑マッチや鉛筆、定規も道具として使います
下の写真は、先生が今までつくりためてきたバンドコレクション。きゃしゃで繊細なのがリネン、ざっくりした風合いなのがコットンです。太いものから細いもの、デザインもさまざまで見ているだけで楽しい。ああ、私も早くマスターしたいな!
さてさて、いつも読んでくださっているみなさま、ありがとうございます。年末年始は日本で過ごすため、しばしカペラゴーデンとはお別れです。
2010年にまたお会いしましょう!





