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Categories: CASA BRUTUS | セキユリヲの『北欧の「手仕事」を学ぶ』 - 2010.03.05

ウールのフェルトをつくる

セムラ!セムラ!セムラ! この時期に食べる特別な季節のお菓子です。イースター前の約40日間、断食をする習慣があった頃、その直前に栄養をとるために食べていたものだそう。今はみんなの楽しみのひとつです。ハンバーガーのバンズのようなパンに、たっぷりの生クリームとアーモンドクリームがはさんであります。パン屋さんやスーパーなど、どこでも売っていますが、学校で出たセムラは甘さ控えめでおいしかった。

この週はゲストティーチャーがスウェーデン産のウールを使ってフェルトづくりを教えてくれました。気だてがよくて賢くて美人のイヴォンヌ先生が、まずはデモンストレーション。スウェーデンのウールは質がよく、すぐに繊維がからまってフェルト化しやすいのだそうです。

つくりかたはすごく簡単。竹の簾の上に、ウールを2重に置いて(なにか動物がいるみたいだ)、

次にプラスチックシートをはさんでもう一度ウールを置き、石けん水とお湯をかけて、のり巻きをつくる要領でローリングすると、こんなにぺったんこに。繊維がからみ合って、1枚の布になります。そしてこの形が何になるかと言うと…… 私は今回、ミトンをつくることにしました。

右側のが、できあがったミトンです。北欧で古くから使われているかたちで、ぶ厚く、風や水をほとんど通さないので保温力抜群。汚れも少ないし、ウールの強さを実感できるアイテムですね。水玉のポットもつくってみました。手びねりで陶器をつくる感覚に近いです。

こちらは、クラスメイトのキャロリーナの作品です。きれいな色を使って次から次に大作をつくっていました。かわいい。