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Categories: CASA BRUTUS | セキユリヲの『北欧の「手仕事」を学ぶ』 - 2010.06.24

リネンの種まき

今日は、園芸コースとテキスタイルコースの共同学習として、みんなでリネン(亜麻)の種をまきました。夏に小さな白い花が咲き、秋に収穫をして、数ヶ月かけて乾燥させた後、冬に叩いて繊維を取り出します。スウェーデンの植物繊維といえばリネンと言われ、こちらの風土に合う植物なんです。繊維に仕上げたときに、ぱりっと堅く、丈夫なのが特徴です。

下の写真は、土をならして、小石や雑草をとっているところ。大人数でわいわいやるのは楽しいけど、これ、かなり地道な作業だ…。

そして、いよいよ学校のサマーエキシビジョンもはじまりました。今回はカペラゴーデン創立50周年ということで、ボリイホルムという近くの街のお城での開催です。陶芸コースの先生であり、国内でも評価の高いケネット先生の大作が入り口の目印。

この日は、生徒ひとりひとりがプレゼンテーションをしながら、みんなで議論をする「オポネント・デイ」。ゲストにスウェーデンのプリントテキスタイルグループ「10 gruppen」の創始者を迎えての質疑応答を、2日間かけて行いました。学校内のコースの垣根を越えて、いろんな考え方を共有しようという大切な時間です。

今にも崩れそうな古い城壁と、生徒達の作品が一体となって、スクールエキシビジョンとは思えない、なかなか面白い空間になっていると思います。

さて、学校の織り機では、最後の作品を制作中。留学生活も終盤。もうすぐ卒業です! 最後の作品は、寒い冬、家のドアに吊り下げて、暖気を逃がさないようにするためのウールのカーテンで、「ドレペリィ」と呼ばれるものです。もうギリギリですが、がんばろう!