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【Vol.16】脳腫瘍を切らずに治す“ガンマナイフ”

脳腫瘍は切らずに治す時代です

脳腫瘍の手術は、頭を切り開く、とても怖~い治療という印象が…。でも、今は放射線を利用することで、頭を切らずに治療することが可能になっています。

その最先端治療がガンマナイフ

ガンマナイフとは、放射線のひとつであるガンマ線を用いて、まるでナイフで脳の病巣を切り取るような治療法です。

そして、今日は日本のガンマナイフ治療の第一人者を紹介します。東京女子医科大学病院脳神経外科講師、附属ガンマナイフ治療室長の林 基弘(はやしもとひろ)先生(脳神経外科・定位放射線手術専門医)です。

日仏で7,000例を超える治療を行っている名医。
日仏で7,000例を超える治療を行っている名医。

「ガンマナイフの精度はとても高くて、0.1mm単位で治療が可能です。脳の全てを照射するのではなく、病巣だけを虫眼鏡のようにピンポイントで安全、かつ正確に照射します」
と林先生。

保険適応(3割負担で1回約15万円)によるおもな治療対象は、脳腫瘍(直径3cm以内、がん転移による脳腫瘍も含む)、脳動静脈奇形など。眼窩内腫瘍、眼内腫瘍などの治療への応用も行われています。

保険適応外(1回約50万円)では、三叉神経痛、てんかん、パーキンソン病なども治療可能です。

照射は1~2時間。副作用もほとんどなし

ガンマナイフの治療は1日で終了します。入院日数は症状により異なりますが、一般的に1泊2日もしくは2泊3日。

頭部にフレームを装着します。
頭部にフレームを装着します。

治療用ベッドの上に寝た状態で、頭部に装着したフレームを、装置内の金属製ヘルメットに固定。照射中に頭部が動かないようにして装置に入ります。
治療用ベッドの上に寝た状態で、頭部に装着したフレームを、装置内の金属製ヘルメットに固定。照射中に頭部が動かないようにして装置に入ります。

光も、音も、臭いも一切しません。1回の照射は1~2時間。照射が終わると自動的にベッドが外へと出てきます。最新型では、照射時間が従来の2分の1に減少。10個以上の多発性の脳腫瘍も治療可能になりました。

「ガンマナイフは、通常の放射線治療とは違って、正常な組織への被曝は少なく、術後に皮膚炎、脱毛、骨髄の機能抑制などの副作用を起こすこともまずありません。今後、ガンマナイフによる治療範囲はますます広がっていくと思います」と林先生。

治療施設は「ガンマナイフ研究会」で。
ガンマナイフ治療の詳細はこちらに!

林先生は、「症状がないうちに早期発見することが大事!」と『プレミアム脳ドック』「久野マインズタワークリニック」で行っています。

脳ドックは見逃しがあるのが怖いので、第一線で活躍する脳神経外科が行う精度の高いドックがよいと思います。

今、日本で、隠れ脳梗塞の人は、40代で4人に1人、50代は3人に1人もいるそうです。
「ずっと頭痛が気になっている」「身内に脳卒中になった人がいる」「もの忘れがひどくなった」などの不安がある人は、脳ドックを受けてみてもいいのでは。