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【Vol.3】下半身トレーニングしながら、女子力をつけるフラ

私の放浪は「健康モノ」に限ったことではない。
「趣味を持っている人」に憧れて、これまで試してきたのは…
スクーバダイビング
ボディボード
マウンテンバイク
シーカヤック
アウトリガーカヌー
三線(沖縄の楽器)
電子ピアノ
和太鼓
フリークライミング
空手
…ざっとこんな感じ。

どれも、始めたときは真剣そのもの。
それぞれを趣味で楽しんでいる人や、仕事としてプロで携わっている人に話を聞く機会があり、そのたびに感動する。そして、そんなに夢中になれる魅力はなんなのか? その世界に私も触れてみたい☆とトライしてみるのだ。

私の信条は「形から入る」こと。
マウンテンバイクは、10数万するものを購入してしまい、街中では盗難にあうかもしれないと家の中に大事にしまっておくうちに、置く場所がなくなって処分。
三線は、「やっぱり音が違うから」と、いきなり本物のベビ皮のものを入手。音の違いが出せるようになる前に、破れてしまった…。

そんな私が、唯一7年も続けていることがある。
「フラ」。
あのハワイのダンス。

始める前まではまったく興味もなく、どちらかというと「絶対にやらないこと」のひとつに入っていた。まず自分が踊る姿が想像できないし、ハワイ柄もちょっと苦手。そんな私が、見事にハマってしまったのは、ある女性の存在だ。

たまたまフラを習っている友人のスタジオに遊びに行くと、その女性はインストラクターとして教えていた。その女性の全身から発せられる、溢れんばかりのキラキラ光線。峰藤子を実写にしたような体型と美貌。その目もくらむような、半端ない女子力に圧倒され、その力に触れてみたくなたのだ。

フラのスタジオはまさに「女の楽園」。キラキラ光線の虜になった、アラフォー女性がたくさんいた。

最初は、ただその女性の踊りが見たくて、放たれるオーラに触れたくて通っていたが、思わぬ(?)副産物があった。「フラ」は歌詞を手話のように振りで表現していくダンス。四六時中、中腰でゆったりと動き続けるので、1時間のレッスンで思い切り汗をかく。フラを踊っていると、そのときに抱えていた仕事やもろもろの悩みは、吹き飛んでしまい、踊り終わった頃には、消えてなくなっている。さらに、慣れてくると、その歌を表現するという楽しみが加わり、振りを覚えて踊れたときの達成感もうれしい。気がつくと、「フラ」はずっと持ちたかった「趣味」になっていたのだ。

もう、あきらめていた「女性」としての希望がそこにあったのかもしれない。キラキラ女子力のオーラを浴び続けていくうち、ボーイッシュな服ばかりだった私のクローゼットは、女性らしさを感じられる服に変わっていった。メイクにも興味が出て、フレグランスやボディケアも気にするようになった。

そのキラキラを自分が出せるとは思わない。それでも、自分の奥底に眠っていた、「女性を楽しむ」ことが、こんなに自分を元気するとは思わなかった。しかも、下半身や骨盤のトレーニングにもなるから、筋肉のアンチエイジングもできる。

今まで、趣味を持っている人に、なぜ続けられるのですか? という質問を何度もした。そのたびに「好きだから」という答えが返ってきた。そのときは理解ができなかったけど、今はわかる。好きなものに出会えたことはラッキーなのだと思う。


レッスン着(スカート)やドレスを着るたびに、自分の「女性性」に出会えるようになりました。