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【Vol.7】万能な梅を、もっと日常に取り入れたい。

夫の夏風邪が長引いて、咳がおさまらない。
なにかいい手当はないかと検索していると、「黒焼梅」がひっかかった。
黒焼梅とは、釜で炭化するまで蒸し焼きにして粉末状にした梅製品。

もともと梅は1500年ほど前、中国から漢方薬として伝わったとされている。「烏梅(うばい)」といって、梅の実を燻製にしたもので、真っ黒であったことから「烏」=カラスの梅と名付けられたようだ。
これには咳止め、鎮痛、解毒等の薬効があると言われている。

小さい頃から「健康のために梅干しは1日1個食べている」とか「疲れをとるには梅シロップ」「お弁当に梅干しをいれておくと、くさりにくい」といった言い伝えのような知恵を聞くことはよくあった。
科学的な裏付けはされているのだろうかと、調べてみると、近年ではずいぶん研究が進んでいるようだ。

NHKの「あさイチ」で取り上げたものをまとめたムック「梅パワー」によると、梅エキスが肝臓疾患の治療に利用されていたり、インフルエンザのウイルスを抑える物質が梅干しの中に発見された、という内容が紹介されている。
その他にも
・ 血糖値の上昇を抑える
・ 血圧の上昇を抑える
・ 疲労を素早く快復する
・ 食欲を増進する
など、梅の底力ははかりしれない。

中でも気になったのは、梅を加熱することで、梅干しにはない特有の成分ができるというもの。
「ムメフラーム」といって、加熱する過程でクエン酸と糖の一部が結合して生まれる成分だそうだ。まだその効用は詳しく解明されていないようだが、血流を改善するのに役立つという。

実は、梅干しそのものを食べるのが、どうも苦手だった私。
「梅パワー」に掲載されていた「梅入りとろろ昆布汁」をアレンジして、梅をじっくり焼いてつくってみた。

簡単にできる上、香ばしくて梅の酸っぱさも少し和らいだ感じ。
夫も気に入ったようので、少し続けてみようと思う。


フライパンで梅干しをこんがり焼く。


器にとろろ昆布と焼いた梅を入れる。


熱湯を注いで。


出来上がり!梅をほぐしていただきます。

参考資料:『NHKあさイチ 良いこと続々!梅パワー』