ブログ天国

ブログ | マガジンワールド


自分育成のススメ

 読者の皆さまこんにちは。2回目の登場になります、男は全開・武井壮です。こちらの読者の方々には社会人としてご活躍されている世代の方などが多いかと思いますが、今回はスポーツ界における「世代」の現状などについてお話しましょう。

 近年のスポーツ界ではジュニア世代の台頭が著しく、様々な競技において10代を筆頭にした若年層の活躍が目立っています。
 例えばゴルフで大活躍の石川遼選手、卓球で活躍している石川佳純選手、サッカーの宮市亮選手やフィギュアスケートの村上佳菜子選手など、多くの選手が10代後半からトップレベルの実力を発揮しています。

 こうした現状から今、スポーツ界ではジュニア育成が大ブームで、たくさんのキッズスクールや子供向けのスポーツ教室などが存在し、多くの子供たちが将来に向けてスポーツ指導を受けたり、トレーニングに励んでいます。
 確かに、幼少期からトレーニングを続ければ能力開発も進みますし、筋力や骨格も他の同世代の子供より発達しますので、若いうちに高いパフォーマンスを発揮することができます。 しかし、これは幼少期からトレーニングをしないとスポーツエリートやプロ選手になれない、と思わせてしまうような錯覚を与えてしまっていることも確かです。 

 この現状は、スポーツ界に早熟の選手を多く生み出して活性化していることも確かなのですが、私はこの現状には少し誤解があるように思えます。
 私は、若い時からトレーニングをすると早い時期に素晴らしい選手に育つ、ということではなく、そもそもスポーツの能力を高める作業にはそんなに長い時間を必要とするわけではないのだと捉えています。

 確かに大人になってからでは仕事や人付き合いなどで多くの時間を割かれて、スポーツのトレーニングに時間を割くことはできなくなってしまうことが多いので、それは同時にトレーニングして疲れた身体を癒す時間も少ないということにもつながり、なかなか思い通りのトレーニング効果を得られないということになりがちです。

 それに比べ、子供たちは学校には行きますが、我々大人に比べてトレーニングに使える時間も多く、また睡眠時間も多く取れます。栄養も両親の愛情こもった食事を与えられ、大人の私たちが外食で不規則な食生活をするよりもはるかにバランス良く、また十分な栄養補給をすることができます。
 そういった環境の下でトレーニングに打ち込めることが我々との大きな違いであり、他にはさほど大きな差異はないように思えます。ひいては我々大人のほうが筋力や知識収集の能力に優れていますし、トレーニングを効果的に行うことも可能なのではないでしょうか?

 けれど、我々大人には今さらスポーツなんかやっても成長できない、といったような思い込みがあるように感じます。でも、40歳を過ぎてジョギングを始めた方が一年でサブスリーを記録することもありますし、30代で自己記録を更新するアスリートも多く存在します。またゴルフなどのゲーム性の高いスポーツでは50代の選手でもトッププロとして活躍することが可能です。我々はいつまでもどんな競技でも成長することができますし、いつからでもプロやトップ選手を目指して、そんな夢と一緒にスポーツを楽しむことができるのではないでしょうか?

 私自身も大学時代にはじめた陸上競技で日本チャンピオンになることができたり、20代半ばで始めたゴルフもアンダーパーでラウンドすることができています。そして今は40代でゴルフ、ボウリング、ビリヤードの三種目でプロ選手として活動できるようにトレーニングと技術練習を積み重ねています。 そしてそれは十分実現可能なものとなっていると感じます。

 ただそのためにはまず「自分の身体を思い通りコントロールする技術」や「体調を思い通りコントロールする知識」が必要になってきます。そして身体や知識の成長を妨げない日常生活を送ることが重要になってきます。
 今からトップアスリートのような生活にガラッと変えるのではなく、一日に一歩ずつそれに近づく何かを取り入れてみてはいかがでしょうか? 全てのスポーツはそこからのスタートですし、全てのアスリートもその積み重ねから生まれています。

 ジュニア世代を育成することは重要な課題です。しかし、ジュニアを育成する我々がジュニア選手の送るべき生活像やカラダのマネジメントを体現できないのであれば、ジュニア育成も絵空事になってしまいます。

 ジュニア育成の前に「自分育成」、これに主眼を置いてみてはいかがでしょう? ジュニアたちの模範であろうとする中で、もしかしたら自分自身の新しい夢に出会えるかもしれません。
 私は指導者としていつも選手よりも大きな夢と目標を持つことにしています。そんな大人たちの夢でジュニア世代を引っ張って行けたら素敵なスポーツの現場が生まれるような気がします。

 まずは自分自身が夢見てみることをオススメします! 自分自身を育成することをオススメします!! 
それでは今日から早速、目指せ!!トップアスリート!!! これで行きましょう!!