マガジンワールド

第1回 木村 英太さん (24) DJ

「Magazine for City boys」をスローガンとしてリニューアルをしたPOPEYE。このブログでは、かけだしライターの私、宮本が街のリアルシティボーイを取材。彼らのホームタウンを巡りながら、シティボーイとは何かを考える企画です。「シティボーイを探せ!」毎月更新!

なぜホームタウンか?渋谷や六本木の最先端のスポットを知っているからってシティボーイとは呼べないと思うんです。自分の住んでいる街の素敵なところを見いだし、自分なりに消化している。そんな人こそ、シティボーイだと思いませんか?というわけで、第1回はDJをしている英太さんのホームタウン、駒沢にお邪魔してきました。

英太さんのHOMETOWN 「駒沢公園界隈」

東京都の馬込で生まれ、高校時代に駒沢付近の学校に通っていた英太さん。現在は駒沢に一人暮らしをしながらDJとして活動をしている。そんな英太さんとホームタウン、駒沢を中心に巡ります。

「まずは、近所のハンバーガーショップで待ち合わせ」

まずは昼過ぎに彼の行きつけのハンバーガー屋さん「AS CLASSICS」にて待ち合わせです。遅れて到着すると店に置いてあるフリーペーパーを読んでいました。「結構おもいしろいね、これ」と、店内にあるいろんなものにもさりげなく目を通す。「普段は自炊してるけど、外で食べるときは絶対おいしいものを食べたい」ということで、この日はボリューム満点のチーズバーガーセットをチョイス。大満足の模様。

「以前の通学路の並木道を通って都立大学駅へ」

移動手段は昔からBMX。LA発のBMXブランド〈SUBROSA〉を愛用しています。このブランドのサイトはかっこいいので必見!
「もう馴れたけど、たまに普通の自転車に乗ると、あまりの楽さにおどろく」とつぶやくが、長く使っているものはなかなか手放せないのはシティボーイの性。これからもこの自転車に乗り続けるのだろう。この道は高校時代の通学路。

 

「仲良しの牛乳屋のおばちゃんと談笑」

少し疲れたので、都立大学駅前の川上牛乳店で一服。とりあえずのコーヒー牛乳。こんなところに行きつけの店があるのはうらやましい。店のおばちゃんと異常に仲が良いのも微笑ましかった。
「高校に牛乳を売りに来てて、なぜか最初から気が合ったんですよ。そのうちこっそり牛乳もらうようになったりして。卒業してからもこうやってたまに顔出して、お茶しに行ったりしてるんです」

 

「古本屋にて掘り出し物を探す」

川上牛乳店の近くの古本屋「ROOTS BOOKS」で、掘り出しもののインテリアの写真集などを探すが空振り。写真集などが良い意味で適当に置かれているので気軽に手に取れる。レコードでも古本でもレア物を見つけるには日々の努力が欠かせない。結局、100円コーナーの小説に行き着いてしまいます。

 

「メッセージに一目惚れしたT-SHIRTS」

今日のT-SHIRTSは〈WTAPS〉のもの。
「このメッセージにビビッと来て衝動買いしちゃった。そのあとさらに2枚くらい買って仲良い友達に配ったんだよね」
良いのもを、さらっと人にプレゼントできることをシティボーイの条件に入れたい。

 

「昔よく遊んでいたバスケットコートにて」

駒沢公園近くの高校に通っていた英太さん。学校帰りの遊びはだいたい駒沢公園でバスケだったとか。腕前は当時より鈍っている模様(笑)。
シティボーイの条件候補パート2「街でも公園でも同じように楽しめる」
上手いか下手かはカンケイない!

 

「駒沢の売店でアイスを買う」

駒沢公園の売店。ここでも良いもの(アイス)を求めて掘りつづけています。少しでも良いものを見つけようとする精神には脱帽。いちご味には目もくれず、定番のチョコを選ぶあたりはさすがです!ただ、「きめてから開けてね」ってしっかり書いてありました。

 

「休みの日はカフェでデスクワーク」

普段はDJとして活動している英太さん。主に六本木のハートランドのラウンジやagehaなどでプレイ。ハウス、テクノを中心に幅広い選曲を得意としてる。休日やカフェでの仕事がないときは、行きつけの店で音作りをしたり、知り合いに自分の音楽を送ったりといった作業を行っている。

 

「週末は勢力的にDJの活動を行っている」

音楽が好きだったのは昔からだったという。「小学校3年生のときに、自分の好きな曲をテープに録音して先生に許可取って卒業するまで4年間毎日昼休みと放課後に教室でかけまくってたんです。それが自分の原点かなって。DJって自分のiPodに入ってる好きな曲を友達にイヤホン片方貸して聞かせて『いいじゃん』って言ってもらうことの延長だと思う。だから場所が教室からクラブに変わっただけで根本的には小学校のときからなにも変わってないかもしれませんね」

今年の1月には音楽の勉強のために真冬のベルリンに行き、カルチャーショックを受けたという。「やっぱり、日本とはクラブの在り方がまったく違う。日本は善くも悪くも夜遊びの選択肢がありすぎるから人が分散しちゃうけど、ベルリンとかは夜行くところがクラブしかないからすごい熱気なんですよね。しかも、金曜の夜から日曜の夜まで音が止まらないんですよ。それが本当に衝撃的でした」

「1週間のスケジュールを自由に書いてください」と頼んだところ、素人とは思えない完成度のスケジュールを作ってくれました! 英太さん、CAFÉ’S JOBはどう考えてもおかしな英語です! 究極のシティボーイになるため、もうちょっと英語を勉強しましょう!

取材・文・写真/宮本 賢