マガジンワールド

第5回 山田 健人 (20) モーショングラフィックスデザイナー

「Magazine for City boys」をスローガンとしてリニューアルをしたPOPEYE。このブログでは、かけだしライターの私、宮本が街のリアルシティボーイを取材。彼らのホームタウンを巡りながら、シティボーイとは何かを考える企画です。「シティボーイを探せ!」毎月更新!

なぜホームタウンか?渋谷や六本木の最先端のスポットを知っているからってシティボーイとは呼べないと思うんです。自分の住んでいる街の素敵なところを見いだし、自分なりに消化している。そんな人こそ、シティボーイだと思いませんか?というわけで、第5回は現在大学2年生の健人さんのホームタウン、北千束にお邪魔してきました。

健人さんのHOMETOWN 「北千束界隈」

モーショングラフィックスを知っていますか?ライブなどのステージ脇にあるスクリーンに映し出される、動く文字とかありますよね、あれのことです。健人さんは独学でモーショングラフィックスを学び、大学入学後ウェブや映像などを制作する集団『UNI-DIGI』を結成。イベントのオープニング映像やアーティストのPVなどのも制作しています。今回は、ロケでよく使う洗足池や、映像編集現場にお邪魔してきました。

「まずはロケハン」

モーショングラフィックスだけはなく、現在、初監督作品映画の制作中にも挑戦中だという健人さん。生まれ育った洗足周辺でのシーンがあるということで、まずはロケハンに行きます。「ここらへんは、街が昔のまま残っているので良い風景がたくさんあるんです」
 
 

 
 
「洗足池にてロケハン」

もともとグラフィックスの映像専門だった健人さんだが、友達と一度映画を作ったのをきっかけに自分でも作ることを決意したという。
「監督、脚本、照明全部ひとりでやっているので、すごい大変ですね。照明などの機材は高いので友達に借りたりしています」
 
 

 
 

「構えが本物
こちらの存在を忘れ、ロケハンに集中しています。
この構えができることをシティボーイの条件に入れたい!(笑)
「映像はキャノンの一眼レフで撮っています。すごい綺麗に撮れるんですよ」
熱中すると、とことんやってしまう健人さんは、ニューウェイブなかっこいいオタクと言ってもいいかもしれない。
 
 

 
 
「中学生のころから通っているライブハウス」
ロケハンが終わり向かったのは、大岡山で有名なライブハウス『PEAK-1』。
「中学、高校とよく通っていましたね。映像を作る上で音はすごい大事なのでいろいろな音楽を聞いています」
高校生のころ、より良い音を求め自分でオーディオを作っていたほど。
 
 
 

 
 
「編集部屋にて」
大学に入り、本格的に活動するため一人暮らしの部屋に作業スペースを確保。こだわると止まらない性格の健人さん、中学生1年生のころに携帯アプリが好きで、「もっと動きの早いシューティンゲームが欲しい」と最終的に自分でシューティングゲームアプリ「雷迅」を開発、それが当時の人気アプリにランクインしたというから恐ろしい。
 
 

 
 
「噂のアプリ」
アプリ制作をきっかけに、PC関係には強くなっていた健人さんだが、高校時代はアメフト一筋。本格的に映像制作を始めたのは、引退後、高校最大規模の文化祭『青二祭』のオープニング映像を作ることに決まってからだという。
「そのときは、まだモーショングラフィックスについてなんにも知らなかったんですけど、本を読んだり、海外のサイトを見たりして独学で勉強しました。そこから大学に入って仲間と『UNI-DIGI』を始めたんです。
 
 
 

 
 
「愛用のパソコン」
自分で作ったPCで編集作業を行う健人さん。
「映像編集に特化したPCはなかなか売っていないので、自分で作っちゃいました。そのほうが早いし安いんです」
アプリ、映画からパソコンまで、すべて自分で作ってしまう健人さん。究極のD・I・Yスピリットを持つシティボーイでした。
 
 

健人さんが制作した「THE OTOGIBANASHI’S」のPV。音楽と映像両方かっこいいです。
※本編は2分くらいからです。

健人さんのホームページとtwitterも是非!
http://kentoyamada.com
https://twitter.com/yamadan87

取材/文/写真/宮本 賢