マガジンワールド

第6回 特別編 アレックス・ノスト (27)

「Magazine for City boys」をスローガンとしてリニューアルをしたPOPEYE。このブログでは、かけだしライターの私、宮本が街のリアルシティボーイを取材。彼らのホームタウンを巡りながら、シティボーイとは何かを考える企画ですが、今回は特別編です!

世界中に再びロングボードブームを巻き起こしたサーファー、アレックス・ノストが来日! 今回の「シティボーイを探せ!」は特別編として、西海岸を代表するシティボーイの取材を行いました。
 
 
「ロングボード界の若きカリスマ」

サーファーの多いカルフォルニアのコスタ・メサで育ったアレックス・ノスト。
カルフォルニア育ちらしい独特なユルいライディングが注目され、一時期勢いが衰えていたロングボード界に衝撃を与え、世界中に再びロングボードを巻き起こした。
「僕の地元では、親もその周りの友達もみんなサーフィンをしていたからサーフィンを始めることは自分にとって自然なことだったんだ」
遊びで始めたサーフィンだが、現在は<RVCA>のファッション・アイコンとして、カルフォルニアだけでなく世界中の若いサーファーの憧れに。
 
 
 
「tomorrows tulips」

サーフィンだけでなく、アートや音楽の活動も行っているアレックス。彼の結成したバンド『tommorows tulips』は、トミー・ゲレロ、レイ・バービーらが所属するギャラクシア・レコードに加入し、トーマス・キャンベルのプロデュースのもと、本格的にレコーディンに取り組んでいる。
「音楽はずっとやっていたんだけど、ガールフレンドのクリスティーナに出会ってインスピレーションが湧いて、改めてバンドを始めようと思ったんだ。大きいステージでやるのも重要だと思うけど、僕たちは自分たちの部屋で友達と音楽を楽しむようにライブをしたいんだ。」
 
 
 
「ドラム クリスティーナ・キー」
 
アレックスがインスピレーションを受けたガールフレンドのクリスティーナはニューヨーク出身のシティガール。このバンドを始めるきっかけとなったクリスティーナは実はドラム未経験者だったというから驚きです。
 
 
 
「ベース フォード・アーチボルト」
 
サーフィンをする人なら誰もが知っているカリスマサーファー、マット・アーチボルトの息子であるフォード・アーチボルトがベースを担当。次世代を担う<RVCA>のライダーとして注目を浴びている。
「ポパイのNY特集に出ていた若手カメラマンのマイケル・アヴェドンは友達だよ。」
 
 
 
「ライブパフォーマンス」

代官山の「SATURDAYS SURF NYC」にて来日公演を行った『tommorows tulips』。当日は100人以上の若者がライブパフォーマンスを観る為に会場に押し掛けた。
ライブ前にはビールが振る舞われ、来場した人たちは始まる前からリラックス状態に。
どこからか突然登場してきたアレックスが、カルフォルニアの太陽や海などをイメージして作ったというギターのメロディーをゆったり弾き始め、そこに後から入って来たクリスティーナのシンプルなドラムの音が入りバンドの演奏がスタート。大きなステージとは違い、すぐ近くで演奏しているので心地よく音楽を楽しむことができる。まさに彼らの部屋に来たような感覚に。

 

 
「代官山にて」

日本には10代のころから来ているアレックス。
「日本は好きだよ。いつも海沿いで遊んでいるからシティボーイとはほど遠いけど、シティボーイっていう存在には憧れる。アートとか音楽とかなんでも詳しいのがシティボーイっていう感じがするね」

本人は否定していましたが、自然と音楽とアートを愛する正真正銘のシティボーイ。育った場所が違っても、シティボーイが愛するものは変わらないことを教えてくれました。

 
 
 

取材/文/宮本 賢   写真/伊達 直人