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「裏ワザ筋トレ・テクニック」~意外なエクササイズのポイント

 筋トレというと何か特別なもののような気がしますが、そうではありません。生後間もない赤ちゃんは、寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、よちよち歩き、全てが自体重を抵抗にした筋トレと言っても過言ではありません。幼児、児童の馬跳び、ケンケンパ(正式名称なんでしょうか?)に至っては、筋トレの中でも難易度の高い、筋パワートレーニングの一種だと言えます。
 
 ホームトレーニングの代表各、腕立て、フッキン、スクワット(屈伸)も、皆さんいつの間にか経験して、その後は、言わばほぼ無意識にやっているものですから、箸の持ち方や歯の磨き方がそうであるように、実は正しい方法=フォームで行っていない、というケースが少なくありません。大人になってターザンなどの本を読んだりDVDを見ても、細部まで修正せずに、長年やってきた自己流を通してしまいやすいのです。

 その誤まったフォームでのトレーニングの結果、痛みや障害が起きたり、力が発揮しにくいため効果が十分現れない、ということになりかねません。そこで今日は、知ってるようで知らなかった、意外なエクササイズのポイントをお伝えしたいと思います。

 まずは、自体重の代表各腕立て伏せ。指先を前に向けるか内側に向けることが多いのですが、内側に向けた場合、滑りにくく安定しやすいものの、腕を伸ばした時に手首が反る(背屈する)形となり、負担がかかります。

PU一般

そこで私がお勧めしているのは指先を斜め外側に向ける方法。これなら動作中に手首に無理な負担はかかりません。多少外側に滑りやすくなるのは、指先を広げることで解消できます。

PU裏技

 次はマシン及びフリーウエイトの代表各ベンチプレス。ほとんどの施設では、「手首を立て行う」と習います。確かに、こうすると手首に負担がかからないのですが、親指の付け根の一か所だけで重量を支えることになり、皮膚が痛みに耐えられません。実際パワーリフティングでベンチプレスを行っている選手で、そのような持ち方をしている人は皆無です。かと言って単純に手首を曲げて持てば、手首を反らせる力がかかって、関節を痛めることになります。

BP一般

そこで親指が下がって小指が上がるように前腕を若干回して(回内させて)、バーが手首に近い部分を通るようにしてみてください。これならば、手首が曲がっていても、手首の関節にかかる負担は大幅に軽減します。

BP裏技