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キッズの運動能力開発のウソ?ホント?①英才教育のつもりが・・・

 少子高齢化が進み子どもの数は減ってきましたが、親が子供一人の教育にかけるお金は増えてきているようです。巷の子どもの運動系教室は大にぎわい。スイミングスクールや室内で行う体操・ダンス教室、屋外で行うサッカーや陸上教室などは何処に行っても大人気!
 そこには必ず親が同伴してスクールを見学していますが、はっきり言って子どもの運動能力を高めるための方針をきちんと理解していないままスクールに入れている親が多すぎます。

 最近HOTなゴルフを例にとると・・・宮里藍ちゃんや横峯さくらちゃん、石川遼君などの出現で、巷の親達は小さい頃からゴルフに専念させることが英才教育であると認識しているようですが、これがはっきり言って大間違い。小さい頃からゴルフをするなとは言わないが、ゴルフだけに専念するのはあまり良くないと言えます。そこにはきちんとした科学的根拠があるのです。

上の図は、人間の発育発達を表した「スキャモンの発育発達曲線」というもので、20歳のときに体が完成することを想定して作られています。これを見ると、赤の「神経系」という曲線が生後から6歳くらいまでに急激に伸びていて、10歳くらいには100%近くになっていることが分かります。
 これは、脳をはじめ、体内に様々な神経が張り巡らされていく大事な時期であることを示しており、この時期は専門的な運動だけを行うのではなく、遊びを含めた多種多様な基礎運動を十分行う必要があると言えます。

 欧米のトップアスリートのほとんどがこの時期に様々な遊びや基礎運動を体験しており、ベースボールとアメフト両方のプロとして活躍している選手や、夏冬両方でオリンピックに出ている選手などのスーパーアスリートが出現しています。

 お子さんを持つお父さん&お母さん、これまでの誤った認識を改め、将来どんなポーツもこなせるスーパーアスリートを育ててみませんか!?

次回はキッズの運動能力を開発するトレーニングを紹介します。