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硬くしっかりとした脂肪に覆われています。有酸素運動でお腹は凹む?

硬くしっかりとした脂肪に覆われていて、ぷよぷよした女性らしい柔らかさとはかけ離れた体です。下腹部も上腹部も出ているのですが、子供のように風船のような感じに出ているのではなく、おへそを通る横のラインだけがくっきりとくびれていて、正面から見ると分からないのですが、横から見ると完全におへそのラインで『ポコッ、ポコッ』と二つに分かれているような感じになっています。上と下が、おへそを境に別物のような感じです。椅子に座るとおへそが隠れてしまうような状態です。何年も食事を減らしたり、様々な運動をしたりしても効果がなかなか出ないので、やみ雲にやる前に、自分の体の状態を理解してから取り組んで行きたいと考えています。筋肉の仕組みなどを見てみても、自分のお腹はどんな感じに脂肪が付いていて、どうすれば凹むのかピンと来ないのですが、そういうことを気にせず、ひたすら有酸素運動をしていけばお腹は凹んでくるのでしょうか?

中性脂肪を減らすのは王道しかありません。

まず体脂肪が硬いという事に関してですが、実は明確な原因は分かっていません。その中でも信頼性の高い考え方は脂肪細胞の数というものがあります。

脂肪細胞の数は通常200億から300億個と言われ、個人差があります。脂肪細胞の中に中性脂肪が蓄積していく状態を肥満といいますが、もしも脂肪細胞の数が多い人だと、それぞれの脂肪細胞に一定の中性脂肪が蓄積されてもまだ「隙間」がある状態であり、従って空気の抜けた風船のようにプヨプヨした感じになり柔らかくなります。この場合、かなりの肥満でもプヨプヨの体脂肪という事になります。

一方、脂肪細胞が少ない人でも、その細胞に目一杯の中性脂肪が詰まっていると、ちょうど風船をパンパンに膨らましたような感じとなり硬くなります。従って、ほどほどの肥満だとしてもパンパンで硬くなる体脂肪もあるという事になります。

また、体の中で脂肪細胞の多い部位と少ない部位にも生まれつきの個人差があり、お腹周りにも脂肪細胞の少ない部分と多い部分があるので、まるでくびれのように見える事もあります。

従って、脂肪細胞が多くても少なくても、硬くても柔らかくても、痩せるためには結局は中性脂肪を減少させる事しかありません。中性脂肪を減らすためにはズバリ、王道しかありません。

中性脂肪を減らす王道は食事のコントロールで摂取を減らし、運動により消費を増やす事です。

しろくまさんの場合にはもう一度食事の内容を見直す事から始めてください。頂いている情報では相当低い摂取カロリーなので、もっと痩せないとおかしいはずです。おそらく見落としや偏食があります。

また、有酸素運動だけでなく、比較的しっかりした筋トレも平行して行ってください。中性脂肪は筋肉内で燃焼しますので、その焼却炉を多く持っている方が効果的です。太腿と胸、背中を特にトレーニングするともっとエネルギッシュに歩けるようになります。そうすればお腹も自然に凹んできます。

相談者DATA

名前:しろくま

年齢:38歳

性別:女性

身長:161 cm

体重:54 kg

BMI:20.83

体脂肪率:25%

職業:
会社員(事務)

スポーツ、身体活動:
高校時代バレーボール。現在は月に2回ほど。
他には、社会人になってから、幼少期10年ほどやっていた水泳や、ジムでのトレーニングを週に1~2回ほどやっていましたが、現在は通っていません。
会社帰りに40~50分くらいのウォーキングをしながら帰宅しています。(週3~5)
後は日常生活でドローインを意識しています。

既往歴:腰(ヘルニア)

健康状態:良好

平均食事回数と量:

朝:納豆、ご飯、目玉焼き
昼:社員食堂で定食、またはうどん、そば。カロリーが表示されているため、600kcal以内に抑えるようにしています。
夜:野菜がたっぷり入ったスープをメインに、肉または魚などのおかずは控えめに。お米は夜は食べないようにしています。
間食(補食):カフェラテやロイヤルミルクティーやココアなどの飲み物を必ず少なくとも1杯は飲んでしまいます。他には昼前にチョコやクッキーなど(1個~2個くらい)を時々食べます。

平均睡眠時間:5~8時間